バウハウスと室礼
秋の夜長いかがお過ごしでしょうか
美術鑑賞に最高の季節到来!!(毎シーズン言っているかな?)
ご縁に導かれ
バウハウス所縁のお話を聞くことができました
” バウハウスとは、約100年前にドイツで設立されわずか14年だけ存続した、世界を変えた建築家、工芸家をたくさん輩出した美術学校、日本人では山脇巌氏が卒業しています ”
五感を通したあらゆる体験から、芸術は無限に生まれます、と
生まれてから今までの生活や思い出、ふれてきた全ての引き出しを使って、作り出されるもの、吸い込まれるような面白いお話で全く飽きませんでした
室礼の稽古ではバウハウスに触れてくださいとかねてから言われていました
先生のこれまでの活動の中で、室礼は最先端の芸術なのだよと周囲の方々に言われ励まされてきたときがあるそうで、アポロンとディオニソス、過去と未来、静と動、対極のものをしきたりや年中行事を通して、日本独特の精神世界を盛り込み表現されてきたからと思います(先生の設え、知識は別次元でございます)
室礼は、自然界、精神世界、言語、色や数をもすべて含めて一定の規則で形にしますが
毎年同じことを繰り返しても、同じ季節のもの、お道具をつかっても、同じものが出来上がりません
それぞれ思いがあり物語があるからです
どんな思いで設えたのか、お聞きすると本当にたのしいです
基礎の大切さ、体験をとおして形にすること
楽しく分かりやすく伝え、受け継がれる循環の形、室礼の方向を再発見できた一日となりました
五感をフルに使ったたのしいワークショップ(お稽古は女性限定です)
ご興味のおありの方へ来年も楽しい体験をご一緒できたらと思っております
もし何かに行き詰ったと感じたら
見て、触れて、心に染み入る感情に出会うと、何かをしたい、楽しい活力が生まれるのですね
もうすぐ七五三
祓いと祝いの行事です
秋のすてきな一日に
香水のように良い香りがしない~??の歓声とともに
バラが満開の玄関にて
来年は精進料理や設えとは別に、心にあたため準備をしてきた活動も始まります
楽しい人生の一端を担えればという活動の地固めをしている最中です
同じ思いのお仲間さんたちが切磋琢磨しており励まされています、そちらの活動の様子もお届けできたらと思っております