花まつり Buddhist cuisine 蕎麦も精進料理

精進料理の一つ
修行の最中や、特に護摩行の前行には仏さまへの供物である五穀を断ちます(稲・麦・あわ・きび・豆)身を清浄に行に入るためです。これらをクリアし、護摩行に入る前の身の浄化の際に唯一食べられ、長期間の荒行に耐えうる栄養素をもち体を作る食材とされているのが蕎麦と言われています。蕎麦は五穀に入らないため修行者の貴重な栄養源となりました。
出しつゆのもと大豆から作られる醤油、動物性(かつおぶし等)を使わないおだし(昆布)などはご注文前にお申し出頂けますと、そのようにご用意できます。日本の料理には美味しく頂く技が沢山、目で見て、味でお楽しみいただく、職人の技があります。
御仏にお仕えする方々のために作られている、精進料理の古いレシピは豊富にあります。蕎麦もそのひとつ、究極の栄養たっぷりの料理です。精進から会席まで和食とは奥深い
ものです。

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