冬至のお稽古


先日は、冬至のお稽古でした。
専科の生徒さん、基礎科の生徒さん。
それぞれ、季節の花入れ、盛物に分かれての授業です。
教室風景は先生のお宅のため控えます。私は助教(アシスタント)です。生徒さんと一緒に復習も出来るので誰よりも楽しそうに見えたことでしょう(笑)

季節の花入れ
同じ花材なのに、全く印象のことなる花生けです。
南宋瓶華のなげいれは、花材の有るがままの姿を、一定の規則にそって生けます、なんとも味のある穏やかな、華やかな、楚々とした、凛とした、生ける人を表すものが出来上がりました。
皆さんとても楽しそうで、誇らしいお顔。
花材の扱い、生ける際の大切なポイントを2つご提案するにとどまり、感性の赴くまま、最終に先生のアドバイスを頂き見事な季節の花生となりました。

盛物は冬至にちなんだ意味のあるものを材料に、ご自分の物語を盛り込みます。
何度も手直しをし、最終的に生徒さんの思いのこもった、生徒さんが作られた美しい盛物が出来上がりました。大変喜ばれ嬉しいと仰っていました。ご自宅に持ち帰りご自宅用に設えて楽しまれます。

12月2日には今年を締めくくる室礼展があります。
ワークショップはすでに満員となりますが、展示は板橋区、東京指定有形文化財、旧粕谷家住宅にて正月の設え展として、12月2日のみご覧いただけます。板橋区主催の展示のため区HPに詳細もご案内があります。

残すところひと月あまり
風邪などひかれませんようにお過ごしくださいませ。