所作デザイン 




所作には様々な意味があります、一般的には行い、ふるまいを指す意味合いに使われます。少し違った見方をすると、所を作る、と読み、その行い、ふるまいにより、環境が出来上がることに気が付きます。
どのような所を作るのか、人、物、事、がどのように暮らしを彩り、また、彩られるかを、室礼の世界の力を借り探求したいと思うようになりました。
日本の四季、文化は私たちの暮らしに根付いており、文化はただの伝統を守るだけのものではなく、現代社会においても重要な役割を果たします。古くから繰り返し行われてきた暮らしの文化が教えてくれることとは。 何故?どうして。事を行い、これらの世界が教えてくれることを理解し深める学習を広めながら、絶えつつある日本の良いものを、受け継がれ、手渡し、末永く新しい時代の形とともに共存するサイクルを作りたいと、そのような所を作りたいと所作デザインを立ち上げました。活動を通じていささかでも、美しい日本の心と物を、美しいさまで伝えていく活動に寄与したいと思っております。

設立 2020年 

五常 端午の節供に


■ 祝事・祭祀・通過儀礼などの各現場施設の季節のしつらい装飾
( 保育・学童・文化施設・地域コミュニティ・伝統建築物など )
■ 心育・食育のための企画・運営
■ 人と犬の治療室 運営
■ いちよう / 食と健康 

装飾技法は、「 室礼(しつらい)」です。
四季折々の草花、食物、調度を使いディスプレイ装飾をします。しつらいとは寄物陳思(きぶつちんし)の心を形に四季折々のもてなしの場を整えることで、日本の一番古くから続く暮らしの文化です。言葉を、心を、季節を飾ります。

人と動物のためのリラクゼーション活動・復興支援・保護活動の後方支援を行っています。

所作のロゴは異体字の組み合わせです。
音読のしょさから、当て字のしょうさ、置き換えの笑「ショウ」、「 笑作 」笑いの絶えない、そういう人の集まる所が良いね、と何気ない一言を知人より頂いたのがはじまりです。
室礼、書、漢字、食、これらを通してとにかく沢山の方々に教えを頂きました。漢字では白川静先生の世界は特に感銘を受け、書道の教え、書くことの愉しさを教わりました。
笑の漢字のはじまり、旧字は咲く、口がほころぶ様、口に笑が由来です。( 口という漢字の始まりは祝詞をささげる器を意味していました )

とても良いなあと、ほころぶ、所を作ろうとロゴを決めました。
ご縁のある皆さまに、ほころび咲くところ、であるように精進したい、思いをこめています。

経歴
室礼師範 専任講師
しつらい研究会 実乃里所属 企画運営
栄養士
飲食店経営 (所作デザイン前身)
人と犬の治療活動



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